[2017.10.02] 工房コラム vol.14 革巻きはお早めに

弓の手元に巻いてある革は消耗品ですので、摩耗してきたら繰り返し巻き直しが必要になります。

特に磨り減りやすいのは親指の触れる部分ですが、ここが窪んでいると指の収まりが良いとの理由でそのままにしている方が意外と多いようです。

革が摩耗して弓棹が露出すると指が直接弓棹に触れるため、徐々に弓棹自体が磨り減ってきて、酷い場合は写真のような状態になってしまいます。

普段はあまり気にしないかもしれないですが、革は弓を保護する上で非常に重要な役割を担っています。

弓は消耗品という言葉を耳にすることもありますが、演奏者が丁寧に扱い、職人が丁寧に修理を施し、より良い状態で後世に残していくことはとても大切なことだと思います。

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